庖丁を知る

洋式柄の種類

洋式柄

主に洋庖丁に使用される柄で、庖丁の中子(タング)部分を木材などで挟み込み、鋲で固定します。

和式柄よりも丈夫で、より長くお使いいただけます。

積層強化木

非常に丈夫で耐水性も高く、加工も比較的容易なため多くの洋庖丁に使用されている材質です。

カラーバリエーションも豊富で、主に黒・赤・茶などが普及しています。

黒合板

最もポピュラーな洋庖丁の柄です。

赤合板

ステンレス

刃から柄の部分まで、全体がステンレスで出来ているので清潔に保ちやすいのがメリットです。

特にホテルや給食センターなど、衛生管理の厳しい職場などで使われることが多いです。

木材の柄ではできない食洗器の使用や、漂白剤の使用も可能です。

デメリットとしては、手に水分や油分が付着していると滑りやすくなる点が挙げられます。

マイカルタ

米国のウェスティングハウス社が開発した、布や紙などに圧力を加えてフェノール樹脂で固めた材質です。

経年変化や伸び縮みが少なく、耐衝撃性にも優れている点がメリットとして挙げられます。

カラーバリエーションも豊富で、デザイン性にも富んだ材質です。

樹脂

グリップ感に優れ、滑りにくいのがメリットです。

汚れや臭いの付着も比較的少なく、衛生管理がし易い材質です。

マホガニー

比較的加工しやすい木材で、高級家具や高級楽器等にも使用される。

デザートアイアンウッド

非常に密度が高く重厚で、耐久性に優れた木材です。

その他特殊材質

鹿角

天然の鹿角を使用した持ち手です。

木材よりも重く、全体的に重厚感が増します。

牛骨

天然の牛骨を使用した持ち手です。

木材よりも重く、全体的に重厚感が増します。

人工ターコイズ

人工石を使用しているので、全体的に重厚感が増します。

感触は冷たく、非常に硬い材質です。

衝撃には弱いため落下したり、硬いものに打ち付けると割れる危険があるので注意が必要です。

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